2月はいちばん寒い時期だが「動きにくい」という理由で私はスラックスの下にタイツやももひきを穿かない。ただ年齢が増すごとに寒さのほうが耐えられなくなってきている。こんな私に最適な対策がパンティストッキングだということはわかっている。若いころ彼女との賭けに敗れ「1日彼女のパンティストッキングを穿いて仕事をする」という罰ゲームをさせられたことがある。あの日私は「薄くて動きやすく、適度に寒さから下半身を守ってくれる、そして気付けば穿いていることすら忘れてしまっている、こんな優秀なインナーウェアがこの世には存在したんだ」ということに気付いてしまったのだ。私はあの日以来パンティストッキングを穿いていない。ただ毎年この時期になると、あの日穿いたパンティストッキングの心地よさを思い出すのだ。そして次の週また賭けに敗れて「1日彼女のパンティを穿いて仕事をする」という罰ゲームをさせられたときのスリルも同時に思い出すのだ。
コメント
そんな素敵な彼女、忘れられるわけねいですね。